| ■□■ 東海・東南海・南海地震津波研究会 開催のおしらせ ■□■ |
| NPO法人大規模災害研究機構 理事長 河田惠昭 東海・東南海・南海地震津波研究会 座長 牧 紀男 特定非営利活動法人大規模災害研究機構（以下、CDR）は、「多方面にわたる議論と必要な調査、学術研究活動等を通じて、関連学会・関連機関との連携に基づき、地震・津波等による大規模災害に関する調査・研究を行うとともに、災害予防及び発生時の減災ならびに救援対策について、各方面への情報発信を行う事を目的」とした活動を行っております。 CDRは、「東海・東南海・南海地震津波研究会」を前身とするNPO法人であり、NPOの立ち上げに伴い研究会（分科会）の活動が一時的に中断しておりましたが、この度、21世紀前半に予想される東海・東南海・南海地震津波を見据え、若い研究者の方々にも参画いただき再出発する段取りがようやく整いました。 NPO法人の会員だけでなく、行政職員も含め会員以外からもより多くの関係者の方にご参画いただき、来るべき東海・東南海・南海地震津波災害に対する危機管理能力の向上を目指した活動を行っていきたいと考えております。 研究会では、工学研究者のみならず行政職員、社会科学の研究者（心理学、行政学、財政学、歴史学等）といった幅広い分野の方々にご参画いただき、東海・東南海・南海地震津波災害に対する事前の備え、緊急・応急対応、さらには復旧・復興といった幅広い観点からの総合的な防災対策のあり方にかんする研究を行って行きたいと考えております。 つきましては、「東海・東南海・南海地震津波研究会」を下記の要領で開催させていただきますので、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。 記 ★テーマ ： 「東海・東南海・南海地震津波災害を見据えた近畿圏の総合的な防災対策を考える」 ★日時 ： 平成19年4月18日（水）午後5時～７時 ★場所 ： トーコーシティホテル梅田 蘭の間 ・住所：大阪府大阪市北区南森町1-3-19（Tel：06-6363-1662，Fax：06-6363-5078） ・アクセス：地下鉄谷町線南森町駅 下車 地下鉄２号出口すぐ （⇒ 地図はこちら） ★内容★ 第1回目の本研究会では、今後の研究活動のあり方を考える第一歩として、人と防災未来センター＜文科省「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」、京都大学防災研究所の委託研究＞で実施された「被害低減のための全体的な戦略計画策定手法の開発―地域社会の防災力の向上を目指した自治体の防災プログラムの開発と普及―」の成果ともとに以下のような課題について検討したいと考えております。 ① 近畿圏における広域連携のあり方：危機管理システムの標準化、情報システムのあり方etc. ② 中山間地域の総合的な防災のあり方：中山間地域の支援のあり方（ロジスティクス）、中山間地域の将来像、道路閉塞etc. ③ 要援護者を含めた津波避難：総合的な命を守るための防災のあり方、ハザード情報の推定・提供etc. ④ 50年後の社会を見据えた復旧・復興も含めた地域のあり方：地域の総合計画、東海・東南海・南海地震の時間差発生時の対応、今後の社会を見据えた防災・社会基盤整備のあり方etc. ⑤ その他 また、上記の検討成果、さらには本研究会のこれまでの活動成果を踏まえ、この研究会で今後検討すべき課題についての議論を行います。 ★次第（敬称略）★ （１）ごあいさつ 河田 惠昭（CDR理事長、京都大学防災研究所 所長／教授） （２）東海・東南海・南海地震による被害低減のための戦略計画 発表： ①戦略計画策定の経緯とその概要 越山健治（CDR企画運営委員会委員、人と防災未来センター・専任研究員） ②中山間地域や中小都市の再生を視野に入れた防災のあり方 近藤伸也（人と防災未来センター・専任研究員） （３）ディスカッション： 司会：牧 紀男（本研究会座長、京都大学防災研究所助教授） 議題：今後の研究課題、活動方針について ●参加申し込み● 本研究会の出席を希望される方は、別紙参加申込書にご記入の上、4月11日（水）15:00必着で当事務局までＦＡＸ、又は、E-mailにてお申し込み下さい。 よろしくお願いいたします。 ●お問い合わせ先● ご質問等は、下記、ＣＤＲ事務局までお尋ね下さい。 特定非営利活動法人 大規模災害対策研究機構（CDR）事務局 〒531-0074 大阪市北区本庄東2-3-20 ㈱ニュージェック港湾・海岸グループ気付 稲津、三島、吉田 （TEL）06-6374-4420（FAX）06-6374-5065 E-mail：tsunami@newjec.co.jp http://www.e-tsunami.com/ ◆その他◆ 研究会終了後、有志による懇親会を企画しておりますので、ご都合のつく方はご参加ください。 なお、会費は当日懇親会会場にて実費精算とさせていただきますのでご了承ください。 |