東南海地震津波(三重県)

1944年(昭和19年)12月7日に熊野灘で発生した東南海地震津波により、三重県沿岸は大きな被害を受けました。中でも尾鷲市には最大9.0mの津波が来襲し、大きな傷跡を残しました。以下は、被災直後の尾鷲市の被災写真です。

※写真提供/三重県、 撮影/大田金典氏

人的被害 家屋被害
死者 負傷者 行方不明 流失 全壊 半壊 浸水
三重県 14 55 445 4,918 882 585 5,122
和歌山県 45 74 5 153 57 490 1,479


▲被災直後の市街地の状況です。倒壊した家屋や瓦礫が通りをふさいでいます。
▲被災した市街地の遠景です。多くの家屋が無惨に倒壊している様子が分かります。
▲陸上に漁船が打ち上げられた光景です。
漁船被害は津波被害の特徴の一つであり非常に大きな問題です。
▲陸上に打ち上げられた漁船の横を葬式の人の列が通り過ぎている光景です。

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